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  慢性痛
   
人間が痛みを感じる原因の一つに皮膚にある痛覚受容器が関与するものがあります。例えば外傷です。これは急性期の痛みで鍼灸の適応症とはいいがたいものがあります。

しかし鍼灸にもっとも適した痛みの種類があります。

それは『神経絞扼障害』(Entrapment neuropathy)です。

例えば『後頭神経痛』と言われる後頭部の痛みがメインになる頭痛です。

これは大後頭神経と呼ばれる首の一番目と二番目の間から出る神経で後頭部の知覚を司っています。この神経は頭半棘筋と呼ばれる首の後ろの筋肉を貫通しているのですが、なんらかのことが原因で圧迫・絞扼され頭痛を引き起こすとされています。

また代表的な物に『梨状筋症候群』と呼ばれる疾患がありますが、これも腰から出る坐骨神経が梨状筋と呼ばれる臀部にある筋肉に圧迫・絞扼され、坐骨神経痛様の痛みを引き起こすとされています。

ではなぜ痛みが慢性化するのでしょうか?
それは『痛みの悪循環』が形成されるからです。

筋肉が「ギュー」と緊張して固まっている状態を想像してください。
その期間が長く続けば、筋肉への血液循環が悪くなります。組織は血液循環が滞ると、痛みを感じる物質を出すといわれています。それが原因で痛みが起こりまた筋肉は硬直する・・・といったループが形成するのです。これに先ほど述べた『神経絞扼障害』や、痛みから逃れようとする為に起こる不良姿勢、筋肉の付着部の痛みなどが加わり難治化するのです。

北京堂ではこの慢性の痛みに対して、障害になっている筋肉を問診、触診、テスト法などで探し当て、その筋肉に対して安全に鍼を刺し、緊張を緩めて神経の圧迫を解除し、血液循環を確保することをメインに行います。筋肉の緊張を緩める事で筋肉の付着部の痛みの緩解も狙います。






                        治療前・・・

              治療後・・・

          注意:この絵はかなり大げさにデフォルメされていることをご了承ください


また、血液の循環が悪い状態が続くと、発痛物質が産生され、筋肉の弛緩にはエネルギー(ATP)が必要であるということからも、筋肉の緊張状態をほぐすことがいかに重要かおわかりになるかと思います。

慢性の腰痛や坐骨神経痛などは、『大腰筋』という筋肉が関係している場合が多いのですが、この筋肉は深部にあり、安全に刺すには、経験とノウハウが必要です。、北京堂はこの『大腰筋刺鍼』をもっとも得意、特徴とし、全国中の鍼灸師の方々がこの刺法を勉強されに来ています。

痛みの原因は様々で今までに述べた事が全てではありません。また来院される方の全てが痛みの疾患とは限りません。しかし北京堂では、本場中国の最新の鍼灸治療を年に一回は資料を仕入れ、効果の高い治療法を取り入れ、万全の体制で患者様の治療ができます。

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